腰痛体操でギックリ腰解消

前回の腰痛体操では、腰痛の原因である腰椎の過前湾を解消する体操をお伝えしました。

今回は、前回の腰痛体操と合わせて出来る腰痛体操をお伝えします。
今回の腰痛体操の目的は、腰痛の原因として一番多い腸腰筋群（大腰筋・腸骨筋）を緩めるというものです。
腸腰筋群は、ギックリ腰とも非常に関係の深い筋肉なので、頻繁にギックリ腰を起こす方は是非行ってみてください。

1：まず仰向け（上向き）で寝で寝ます。

2：そして、両方の手で膝を抱え込むようにして背中を丸めます。

ここまでは前回の腰痛体操とまったく同じです。

腰痛体操で腰椎過前湾を解消

今回の腰痛体操は、腰の骨つまり腰椎の過前湾を解消して腰痛を治す体操をお伝えします。

まず、はじめに腰椎の過前湾について簡単に説明していきます。
通常、背骨（脊柱）は横から見ると軽いS字カーブをしていて、上からいうと頚の骨（頚椎）は軽い前湾、背中の骨（胸椎）は軽い後湾、腰の骨（腰椎）は軽い前湾をしています。
つまり、腰椎の前湾が本来の前湾よりもキツクなってしまう、これが腰椎の過前湾です。
具体的にどのような方に多いかというと、太っている方やヒールなどの踵（かかと）の高い靴を頻繁に履いている女性に多くみられます。
また、腰椎の過前湾が進むといわゆるポッコリお腹や腰痛を引き起こしてしまう原因にもなってしまいます。
なので、腰痛の原因になる腰椎の過前湾を解消する必要があります。

腰痛体操を始めるにあたって

腰痛体操ってテレビとか雑誌で紹介されていてホント色々ありますよね～。
でも皆さん、そのような腰痛体操をしてかえって腰痛が悪化したり疲れるわりに腰痛があまり改善しなかったという経験がおありではないでしょうか。

ですので当サイトでは、テレビや雑誌で取り上げられている腰痛体操を医学的に分析し簡単で誰にでも続けられて効果的なものをピックアップして紹介していきたいと思っています。

もちろん、腰痛体操を一つ一つ医学的に解かりや すく説明していきますのでご安心！！